【つららを見て思うこと】意外な語源をご存知ですか?

こんにちは。奥出雲そば処一福の笠岡です。

寒波がひと段落し、きれいに除雪された道路と路肩の大量の雪というおなじみの光景となりました、こちら飯南町です。

国道54号線を走る道すがら、建物にぶら下がる立派なつららをよく見かけます。

屋根の雪から頼りなく伝う小さなものから、地面に届きそうなほど巨大なものまで大きさも様々。

そもそもなぜ氷柱を「つらら」と読むのでしょうか。

平安時代までは「垂れ下がった氷」ということで「垂る氷-たるひ-」と呼んでいた「つらら」。

つららと呼ぶようになったのは鎌倉~室町時代のこと。語源は「つらつら(連連)」で、「氷が途切れず長く連なっている」という意味だそう。

諸説あるようですが、次第に垂れ下がった氷のことを「つらら」と呼ぶようになり、柱のように見えることから「氷柱」の漢字が当てられたそうです。

もともと違う呼び方とは知りませんでしたが、昔から親しまれている今しか見られない風物詩ですよね(^^)

氷柱の大きさは建物の温度で解け出した屋根の雪の量だと思うと、大きなつららの建物は暖かいのだろうなと思いながら眺めています。

つらら